イチローは200本安打いけるかな?

日本時間8月29日までの直近10試合が46打数17安打で打率が.370。BABIPは.390と打率との乖離が少し気になるところだけど、例年なら少し調子のいい時期のイチローの成績になっております。残りが30試合だから同じペースで打っていけば合計が201本になってぎりぎりほぼぴたり賞で達成できる計算。なので現実的には今のペースだとかなり厳しい。ちなみのこの計算で達成した場合のシーズン打率は.292。
上記の通り冷静に考えれば今シーズンの200本安打はほぼ不可能。今年は10年連続していたAS出場も3割も200本もGGも今年でいったん途切れることになりそうです。とはいえイチローの打撃が年齢に衰えでダメになったかといわれればそうでもないらしく、先日ESPNかどっかに「今年のイチローはめっちゃ運が悪い。ファインプレーで損している」みたいな記事がでてたりと、例年.350くらいだったBABIPが今年は.300に届いていない理由を分析している様子。むしろ心配なのは守備の方ですかね、ほとんどの守備指標が例年に比べて猛烈に悪化。打撃不調が影響してのことなのか単なる衰えなのか、こちらは打撃と比べて心配になるところ。
来年は契約最終年ということもあるし、夏前までに次の契約、そしてシーズンレギュラーが保証されるかどうかが決まる厳しいシーズンになりそう。もし今年のような成績だと、いくらフランチャイズプレイヤーとして10年球団に貢献してきたスター選手とはいえ厳しい判断を迫られることになるかもです。