さらばドン・ワカマツ

頑張る先発3本柱と頑張れないブルペンと涙がより先に怒りが来る打線を抱えたマリナーズのワカマツ監督がクビになりましたね。今のマリナーズが弱いのは監督の問題というよりフロントの問題だと思うんですけど。去年ブラッドリーを獲得していたとはいえゲレーロがFAになったときにまったく動かなかったのは不思議でしょうがない。そんなにブラッドリーを信用してたんでしょうか?グリフィーが去年以上の活躍を見せてくれると思っていたんでしょうか?これがどのくらい信用できるかは単純に成績みればわかりそうなもんですけどね。もしかしたら今年のマリナーズ打線は全員不運のなかにいるのかもしれない。そう思って傑出度とか出してみようと思ったこともあるけど途中で怖くなってやめた。「あれ・・・!?」なんてことになる可能性考えたら恐ろしすぎて数字なんかだせないにゃー。
そんなマリナーズに今年から加わったフィギンズ。今の成績は少し低いですが予想の範疇でしょう。去年までの通産打率が.291通産出塁率が.363なので現在の.打率254 出塁率.345という数字はブレの範疇ともいえます。現在少し調子を上げているんで、シーズン終了時に打率.265出塁率.355くらいになっていればさらにブレの範疇になって出塁率はほぼ平均になり実力通りの成績になるはずです。心配なのは2008年以下の長打率っすかね。併殺打が多くなったのはイチローが塁に入ることが多いからと、速いゴロが多いからじゃないでしょうか?宿命みたいなものですんでしょうがないかと。*1
で、マリナーズ打線の最大の戦犯はアホの子、通称ロペス。こやつが去年、とはいわないにしろ一昨年くらいの成績、OPSで言えば.750程度を残していればまだマリナーズはマシだったでしょう。今期このまま終わればキャリア最低の成績になり、生え抜き若手の期待株が一気に評価を落とすことになります。去年一昨年とそれなりの成績を残してファンや首脳陣が安心したと思ったらこれだよ。どうすんの中軸、どうすんの打線、.350超える出塁率の1番がいて2番が.330で出塁してるのに1番の得点が未だに50いってないってどういうことだよテメー!なんてことも言いたくなるくらいでございます。確かアホの子といわれるようになったのは謎のエラーとお約束のゲッツーが大元だったと思ったのですが。出てきた頃はともかく、近年のゲッツーは打順や前を打っていた面子考えればしょうがないという感じもあり、守備はまぁしょうがない、どうしょうもない、それなりに打つし若いし生え抜きだしということで愛称にも似たアホの子だったんですよ。*2それが今年は憎しみがこもったアホの子になってます。どうしょうもないっすね。
他にもブラニャン帰ってきたけど去年後半のブラニャンだった!残念!とか、スウィーニーいなくなってめっちゃ寂しいとか、スモークとったなら腹くくって使えよとか、去年と今年の前半で覚醒したと思ったグティがやっぱりグティだったけど守備上手くて頼りになるグティはいい男だなーとか。色々ありますけど。とにもかくにもそんなグティが3番や5番打っている状況はいかんともしがたいわけでして、今年は中軸1本とれよ!絶対取れよ!実績のある大砲をきちっととれよ!まだセクソンのがよかった!監督が悪いとかじゃないよ!フロントだよ!という感じでございます。

*1:それでもフィギンズの足考えればちょっと多いかな。長打率はやっぱり運が悪いだけのかも

*2:そんなアホの子に2ch実況で使われるAAはしぃ。そのくらいには愛されてるのですよ。