古い地図

暇なので地元の昭和46年、昭和57年、平成6年、平成20年の地図を見比べる
これが思いのほか面白くてたまらない。どういう風に町が進んでいったかがよくわかる
中には大規模開発の影響で今はたどり着けない道もあったりする。今はどうなってるんだろう?
加えて妄想を激しくさせるのは道がないのに山の中に建つ大きな家とか。
多分金持ちか私有地内の道路を記載させなかったんだなぁとか思うとわくわくする
当時あったはずなのに記載されてない建物は同じく偉い人の別荘かなにかなんだろう
後の地図になるとぴょっこり出てきたりするのを見つけるのはたまらない


昭和57年から平成6年の変化はとても面白い。バブルというのがどういうものかわかる
たかだか10年ほどなのに当時の中・大規模開発のペースはどれだけだったんだろうか
そして残骸の多さにもたまげた。まさに異常、日本中が踊ったバブルの凄さが目に見える
この残骸ってのは本当に邪魔、廃墟ならまだしも途中で投げ出されると毒にしかならない
債権回収時にこういう撤去費用は率先して保護してもらいたいですよ、無理なんだけどさ


同時に気がついたのはバブル後に世間様が騒ぎ立てたほど無駄な道というのは無いということ
地元だけなのかもしれないが役人も踊ってたわりには馬鹿じゃなかったのかもしれない
ただ、道路の規格自体は今現状に適していないのが多いし、その後も適用できていない道が多い
地方の発展ってのはとりあえずこの辺りの再整備からなんじゃないかなぁ
せめて国道・主要地方道に関しては改良していかないといけないんじゃないかと
無駄に凄いのはいらないけど現状で普通だと思えるくらいにはって感じ
あと一応大災害が確実に起こるらしい場所なんでね。陸の孤島になりにくくしてくださいな


話がずれた、まぁそんな感じでかなり楽しかったです
江戸時代とかの古い地図と見比べるのも楽しいけど、近い時代の地図は別な方向で楽しい
自分が生まれてからの変化ってこんなに気がついてなくて知らないものなんだねぇ
小・中学校辺りで地域の歴史や発展を教える時間も設けるのはとても良いかもしれない
文化と歴史は大事に正しく伝えていかないといけないでござる