ダルさんTEXへ

 西地区は来年もLAAとTEXの争いになりそう。いやまぁ予想通りなんですけどね、OAKとSEAがどれだけ邪魔できるか興味深い。OAKは例年通りの空気ですし大きな変革は見られないでせう、SEAは完璧に若手育成へシフトしているのであと数年は大きく動くことはなさそう、打線以外はそれなりに優秀なチームなので何か一つ大きなてこ入れあると面白いですがね。
 ダルビッシュが移籍するだろうTEXは脂の乗った頃合の選手がそろった典型的強いチーム。全体の破壊力で見ればMLBでも上位に位置する打線と、それなりにほどほどに安定しているけどたまに面白くなる投手陣。今回の入札見ればわかるとおり、東の二大正義には及ばずとも豊富な資金でツボを押さえた補強をしっかりするフロントがふんぞりかえっております。ちなみにオーナーの中にノーラン・ライアン様がいらっしゃりますありがとうございます。
 TEXなら打線の援護は十分受けられるでしょうし、同リーグのSEAとOAKの打線は特別警戒することもないからストライクゾーンの認識さえ間違えなければ10勝はもちろん15勝は計算できるんじゃないでしょうか?もちろん交流戦もあるしホームが打者有利な球場なので上手くいけばの話ですけど。
 不安要素はいくらでもありますね。MLBのがっちりローテに対応できるのか、長いイニングを投げさせない起用に慣れられるか、長距離移動、ボールの違い、ストライクゾーンの違い、審判の違い、肉体的パワーの違い、言葉の違いによるストレス、文化の違い。日常におけるストレスを緩和するには家族が一番なんですが、NPBで全てをゲットしたと言っても過言じゃないダルビッシュが唯一ゲットできなかったのが良妻だからねえ。この辺りを上手くサポートしてくれる体制を契約上で望んでもいいんじゃないかしら?
 契約年数は3年から4年、年俸は12M$億前後じゃないかと予想できるわけだけど、最初から高年俸貰わないほうが活躍できるような気がしないでもない、こんな心配はダルビッシュには無用かな?まだ若いので最初はNPB時代と同額くらいで3年契約結んで実績を残して年俸調停やFAの権利を勝ち取ってから大きな契約結んでもいいんじゃなかろかね。